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コア技術企画の前提となる技術の棚卸し③

技術の競合ベンチマーク

コア技術を企画する際に重要なのは、自社の個々の技術の競争優位性を見極めることです。自社の技術を他社と比較することを「技術の競合ベンチマーク」と言います。先に紹介した製品/技術マトリックスが作成できれば、ある程度の範囲で個々の技術を競合とベンチマーク比較することが可能です。

既存製品であれば、競合製品の売上や市場シェアなどから製品レベルのベンチマーク比較ができ、カタログでその製品の基本性能を見れば、性能レベルのベンチマーク比較ができます。さらに、性能はそれを支える各技術に分解できるはずです。もちろん限界はありますが、製品、性能、技術とブレークダウンしていけば、一定の技術のベンチマーク比較も可能と考えられます。

技術の競合ベンチマークの根拠としては、技術特許の出願数とその内容、研究開発の論文なども参考にするとよいでしょう。その他、年間の新製品開発数、新製品開発のリードタイム、他社先行機能や技術の数とキャッチアップまでのリードタイムなどがわかれば、より詳しいベンチマーク比較ができます。

技術の競合ベンチマークも年1回は実施すべきです。重視すべき技術領域における自社の競争力はどの程度なのかを常に把握することは、経営資源配分の見直しと技術競争力の強化に必須だからです。

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