■現場体験
現場体験とは、技術者が顧客現場で実際の業務・作業を体験し、それを通じて問題・課題を把握することで、自社が提案する製品・サービスや技術の検証、さらには新たな機能発見につなげる方法です。
現場体験の最終目標は、技術者が顧客との共同作業という体験を通じて信頼関係を築き、現場の実態とそこに潜む問題・課題を深く理解し、それに基づいて顧客ソリューションとしての自社製品・サービスの検証・提案を行なうことです。限られた時間内で現場の方々と仲良くなれるか、一緒に作業させていただけるか、といったコミュニケーション力が問われます。
たとえその場で問題・課題を解決できなくとも、現場の仕事を手伝いながら実態を把握・分析し、解決方法を企画していきます。

現場体験
■顧客ワークショップ
顧客ワークショップとは、顧客と自社で共通のテーマを決めてディスカッションし、両社にとって有益なアイデアを発想・企画することです。ワークショップは、原則的に自社、顧客とも組織横断的なメンバーで実施するのがベストです。
両社それぞれリーダー役を決め、リーダーが窓口となってテーマ設定や実施スケジュールの調整などを行ないます。また、将来に向けて関係を強化していくことを意識し、両社ともに役員クラス以上のスポンサーを置くことも重要です。

顧客ワークショップ
ワークショップの実施回数は、テーマにもよりますが3回程度とします。所定の回数のなかで、単なるアイデア出しにとどまらず、技術マーケティング戦略仮説に関連する簡単な構想を企画することがゴールです。
企画された構想が魅力的で、かつ相手がその実行パートナーとしてふさわしいと認識された場合は、一連のワークショップを終えた後に共同企画開発のアライアンス契約を結ぶ、といった関係に発展する可能性もあります。